暗号資産(仮想通貨)を買ってみようかなと思う人が増えてきました。
昔は怪しくて仮想通貨なんか買えるわけがないと思っていたのに。
乗り遅れたと思っている人は「今から暗号資産を買うのは遅いのかな?」という気持ちがあると思います。
この文章を書いているのは2025年7月です。
この先、大暴落がくるかもしれないし、大暴騰がくるかもしれない。
右肩上がりになるかもしれないし、右肩下がりになるかもしれない。
今から暗号資産を買うのは遅いのか?
私の答えは「今のうちに買っておいたほうがいい」です。
暗号資産にも色々な銘柄があるので、後で振り返った時に「当たり銘柄」「ハズレ銘柄」が判明します。
1年後(2026年7月)にどうなっているのか、覚えていたら検証します。
暗号資産を売買するうえで、知っておいたほうがいいことを書きました。
投資、トレード(売買)が初めての人は読んでみてください。
最初に決めること
・目的を明確にする
・最大損失額を決める
・銘柄を決める
・買い方を決める
・売り方を決める
・投資で大成功するには、最低1回以上の大ピンチがやってくることを覚悟する
<目的を明確にする>
なぜ暗号資産を買うのですか?
(例)
・将来子供に全部あげるから
・資産を増やしたいから
・売却して日本円を増やしたいから
・ポートフォリオに組み入れたいから
・暗号資産を使いたいから
・日本円の価値が下がっていくから
・一攫千金を狙ってるから
など。
含み損になったらどうするか最初に決めておきましょう。
目的を明確にすることで、含み損になったときに、冷静でいられます。
含み損になったら困るお金はつぎ込まない。
<最大損失額を決める>
暗号資産を買って、売った時に利益か損失かが確定します。
現物買いにおいての最大損失額は投資金額が0円になること。
レバレッジ取引の場合は追証が発生することもあるので、借金ができる場合もあります。
投資金額が0円になってもいいという覚悟。
または、
決めていた含み損に達成したら売却とか。
<買う銘柄を決める>
・銘柄を分散して購入
・一点集中して購入
手堅くいきたいから銘柄を分散しますか?
一点集中して大きく儲けたいですか?
お金持ちは分散してリスクヘッジをします。
一点集中は利益が大きい反面損失も大きい。
買い方を決める
現物で買うことが前提になっています。
・自分の裁量で買う
・ドルコスト平均法で買う
・上昇トレンドで買う
・下降トレンドで買う
・投資額内で買えるまで買う
・欲しい通貨量まで買う
・暴落時に買う
・ナンピン買い
・ピラミッティングで買う
・まずは資金の半分で買ってみて、下げたら少しづつ買い、最初に買った価格より上げたら買わない
・まずは資金の1/3で買ってみて、下げた場合は下げ止まるまで2/3買う、上げた場合は1/3買って残りの1/3は買値平均額より下げたら買う。
・今すぐ投資額全額で買う
買い方のバリエーションは色々あるので、自分で考えて買ってみるとよいでしょう。
<自分の裁量で買う>
すべて自分で決めて買っていきます。
どこで買うか、いくら分買うかを決める。
<ドルコスト平均法で買う>
毎月の投資額を決めて積立で買う。
自動で買い付けされるので、何もしなくてもいい。
積立はやめることもできます。
<上昇トレンドで買う>
チャートが読める必要があります。
うまくいけば回転売買ができます。
上昇トレンドとは簡単に言うと、右肩上がりで、高値を更新していく形。
高値を更新しなくなると、トレンドが転換する可能性が高い。
<下降トレンドで買う>
チャートが読める必要があります。
踏み損が拡大する可能性があります。
下降トレンドは簡単に言うと、安値が更新していく形。
安値を更新しなくなると、トレンドが転換する可能性が高い。
<設定した金額で買えるまで買う>
例えば、投資額を10万円と設定したら、10万円を使い切るまで買い、あとは放置。
買うタイミングを間違えると含み損になる可能性がある。
<欲しい量まで買う>
例えば、10万通貨ほしいと思ったら、10万通貨に達成するまで買い、あとは放置。
一度に全部買う方法もありますし、何回かに分けて買う方法もあります。
<暴落時に買う>
暴落がくるまでひたすら待ち、暴落が来てから買う。
買ってから、さらに下がる可能性があります。
買っていい暴落と、買ってはいけない暴落を見極める必要があります。
暗号資産全体が暴落している場合と個別銘柄が暴落している場合があります。
買おうとしている通貨が2025年7月に100円、2025年10月に300円まで上がるとします。
2025年11月に暴落が来て150円で反転した場合、2025年7月の時に買ったほうが良かったということもあります。
こうなると暴落が来るまで待つのは時間の無駄かもしれません。
もちろん、暴落が来るまで買わなくて正解だったという場合もあります。
<ナンピン買い>
まずは買っていることが前提です。
買っている銘柄が含み損になった場合、買ってた値段より安く買うことがナンピン買いです。
100円で100通貨買ってた銘柄が90円になりました。
90円で100通貨買いました。
平均取得価格が95円になりました。
ポジションは95円で200通貨。
その後、1通貨90円になりました。
100円で100通貨のときは1000円の含み損。
95円で200通貨のときは1500円の含み損。
これがナンピン買いの怖いところ。
ナンピン買いは超お金持ちなら何とかなりそうですが、資金が少ない人がナンピン買いをすると身動きが取れなくなります。
資金が少ない人は一旦損切りするか、ナンピン買いしないで長期保有するか、下げ止まったらナンピン買いをするかを決めておくのがいいでしょう。
ナンピン買いは資金が尽きたら終わりです。
<ピラミッティングで買う>
ピラミッティングは含み益がある状態で買い増しすること。
買い増しする分は少なめにしておかないと、下げたときに大損することもあります。
ピラミッティングは平均取得価格が上がります。
買い増しした分をすぐ売って利益にする方法もあります。
しかし、現物の場合はスプレッドが広いので、すぐに売れない可能性が高い。
買った銘柄が上がった場合、買ってた銘柄でレバレッジ取引をする作戦もあります。
この作戦は上級者向き。
レバレッジ取引は短期売買用として決済する。
レバレッジ取引が失敗した場合、現物を売る羽目になるかも。
<まずは資金の半分で買ってみて、下げたら少しづつ買い、上げたら買わない>
今すぐ資金の半分で銘柄を買ってみます。
買った値段より上がったら放置。
買った値段から下がったら残りの資金でナンピン買い。
※例えばの話
<まずは資金の1/3で買ってみて、下げた場合は下げ止まるまで2/3買う、上げた場合は1/3買って残りの1/3は買値より下げたら買う>
まずは資金の1/3で買ってみて、下げた場合は下げ止まるまで2/3買って終了。
ずは資金の1/3で買ってみて、上げた場合は1/3買って、残りの1/3は買値より下げたら買う。
※例えばの話
<今すぐ投資額全額で買う>
今すぐほしい銘柄を全額買って放置する。
最初から長期保有を目指す。
買ったら価格を見ない。
買ったことを忘れてしまうのが理想。
買い方のバリエーションは色々あるので、自分で考えて買ってみるとよいでしょう。
売り方を決める
最初に利益確定の条件を自分で決めます。
これが一番難しい。
例えば、100円で買った暗号資産が、200円になったら利益確定をすると決めた場合。
200円で売って利益確定完了。
さらに価格が上がった場合、損した気分になります。
利益確定した喜びよりも、もっと儲けることができたという悔しさのほうが大きい。
売り方、あなたならどうしますか?
・目標利益額になったら売る
・目標価格になったら売る
・天井のチャートが来たら売る
・上昇トレンドが終了したら売る
・下降トレンドが始まったら売る
・期間が来たら売る
・一生売らない
・売らないで通貨として使う
・他の銘柄の損を埋めたいから売る
・取得単価をゼロにするために売る
・利息分だけ売る
売る=日本円に換金
売る=他の通貨などに換金
売る=何かの商品を買う
売る=人にあげる(目に見えないものと交換)
売るとは何かと交換することですね。
<目標利益額になったら売る>
分かりやすい売り方です。
ただし、目標利益額に到達しない場合があります。
<目標価格になったら売る>
分かりやすい売り方です。
ただし、売りたい価格にならない場合があります。
<天井のチャートが来たら売る>
チャートが読める必要があります。
バイイング・クライマックスで売る。
<上昇トレンドが終了したら売る>
チャートが読める必要があります。
ダウ理論により上昇トレンド終了が確定したとき。
上昇3波終了付近でで売る。
<下降トレンドが始まったら売る>
チャートが読める必要があります。
ダウ理論により下降トレンド確定したとき。
下降2波の上げで売る。
<期間が来たら売る>
例.
子供が大学に合格したら売る。
子供が20歳になった売る。
結婚資金のために売る
出産資金のために売る。
<一生売らない>
子供に相続させる。
<売らないで通貨として使う>
暗号資産で何かを買う。
暗号資産のまま何かのために送金する。
<他の銘柄の損を埋めたいから売る>
損失額を減らすため。
節税のために損を確定させるため。
<取得単価を0円にするために売る>
Aという銘柄が100円のとき、2通貨買いました。
価格が200円になったので1通貨売りました。
100円儲かったので投資分の100円を回収したことになります。
残りの1通貨は取得単価が0円なので持ち続ける。
<利息分だけ売る>
元本は残しておいて、利益分だけを日本円に換える。
利益分だけで生活できれば不労所得ですね。
投資で大成功するには、最低1回以上の大ピンチがやってくると覚悟する
投資で大成功した人を見ていると、必ずといっていいほど、大ピンチがやってきます。
これは法則なのかもしれません。
なぜ大ピンチがやってくるのか?
それは予測していなかった事態が起こるからだと思います。
しかも突然大ピンチがやってくる。
投資においての大ピンチとは悪材料のニュースです。
予測してなかった急な出費もピンチですね。
このときどうするかで、勝利か敗北がが決まります。
逃げるのか?
リスクを取りに行くのか?
耐えるのか?
自分にとって最悪な事態を想定しておきましょう!
暗号資産は現物では儲けにくい理由
現物で暗号資産を安く買ったつもりでも、売ろうとした時、損をする場合があります。
当然ですが、買値より売値が安ければ損をします。
取引所、販売所では買値より売値のほうが価格は安い。
買値と売値の差をスプレッドといいます。
暗号資産の売買ではスプレッドが非常に広いです。
売るときはスプレッドに注意してください。
特に値動きが激しかったり、何かニュースが出たときは、スプレッドが広くなります。
現物は売りレートと買いレートの差が広いため利益になるまでが遠い。
これが暗号資産は現物では儲けにくい理由です。
スプレッドが広いから利益が薄い、税金が高いから利益が薄い。
売る気になれない。売りたくない。損切りができない。
逆に言うと、現物で持っている人が売らないってことは、下がりにくいとも考えられます。
しかし、ビットコインのような価格が高い銘柄だと下落幅が大きい。
暗号資産を現物で買うなら長期保有する覚悟が必要。
余裕資金で買って、買ったことを忘れましょう。
買おうと思っている銘柄が史上最高値をつけたときに現物で買うと高値掴みになる可能性があるので気をつけてください。
暗号資産の仕込み価格
暗号資産交換業者によって、同じ銘柄でも価格が違う場合があります。
さらに暗号資産取引会社内で取引所と販売所があり、同じ銘柄でも価格が違う場合があります。
暗号資産交換業を選ぶときは、各会社で銘柄の価格、スプレッド、売買手数料は確認しておきましょう。
暗号資産の取引は基本的に24時間できます。
しかし、会社ごとにメンテナンスがあるはずなので、メンテナンス時間を把握しておきましょう。
24時間取引のメリット、デメリットは?
・チャンスが増える
・逃げ遅れる
・土日もトレードができる
・土日も価格が気になる
個人的には24時間トレードができるのはイヤですね。
仕込みが終わってないのに、価格が上がっていったらどうするか?
暗号資産を買ってみたけど、価格がどんどん上がっていきました。
そんなときはどうしますか?
・今は買わない
・追っかけてすぐに買いに行く
・押し目買い
・急落、暴落を待つ
・今少し買って、下がったら多めに買っていく
・投資額を決めて買える分だけ買う
・諦める
<今は買わない>
買うつもりではいるが、しばらく様子を見る。
高くて買えない、ケチって買えない、怖くて買えない。
こういうときは、価格がどんどん上がっていき、我慢できなくて衝動買いしたら、価格が下がり出すケースが多い。
<追っかけてすぐに買いに行く>
思い立ったらすぐ買いに行く。
悩む時間が長いほど、早く買っておけばよかったと後悔するケースが多い。
もちろん、買ってから下がることもあります。
<押し目買い>
チャートが読めるなら押し目買い。
暗号資産にチャートが通用するかは分かりません。
売買する人が多い銘柄だとテクニカルが機能する可能性が高い。
<急落、暴落を待つ>
ひたすら急落、暴落するのを待つ。
「暴落待ちに暴落なし」とも言われています。
不思議と買っていると暴落が来たりします。
相場はいじわるなのです。
大きく値を下げているときに買う勇気が必要です。
もっと下がると思って買えない、買わないケースが多い。
<今少し買って、下がったら多めに買っていく>
今少し買っておくと、気持ち的には落ち着きます。
価格が下げても買う準備ができているので下げても構わない。
買うときは欲張って安く買う。
買いたい値段で買えなくなったら買いに行く。
<投資額を決めて買える分だけ買う>
使う金額を決めているので、ドルコスト平均法的な買い方をする。
計算しながら買っていきます。
<諦める>
縁がなかったと諦める。
すでに買っているので満足する。
仕込みが終わってるのに、価格が下がったらどうするか?
・何もしない
・損切り
・損切りして買いなおす
・ナンピン買い
<何もしない>
ステーキング銘柄なら利息でプラスになるかもしれません。
貸コインができるならやってみる。
上がるまで待つ。
上がらなくても放置。
その銘柄をどうしたいかによって変わります。
<損切り>
損切りしてその銘柄とサヨナラする。
他の銘柄を買う。
日本円にして使う。
<損切りして買いなおす>
一旦売却して、下げ止まったら買いなおす。
我慢してたのに損切りしたら上がり出すケースが多い。
損切りは早めに。
売った値段より安く買うのは難しい。
<ナンピン買い>
含み損が拡大する可能性があります。
まずは下げ止まるまで買わない。
下げ止まって、Wボトムが形成されたら買う。
チャートが読めればナンピン買いも成功するかもしれません。
暗号資産にテクニカルが機能するかは分かりません。
暗号資産のスプレッド
暗号資産の価格とスプレッドです。