地球の気候がどんどんおかしくなっている気がします。
子供が大人になっているとき、地球はどうなっているのでしょうか?
大人は自分の身を守ることができますが、赤ちゃんなどの子供は大人が守ってあげるしかありません。
赤ちゃん・・・低月齢、中月齢、高月齢。
低月齢・・・0~3、4ヶ月くらい
中月齢・・・5~8ヶ月くらい
高月齢・・・9~12ヶ月くらい
年齢別、0歳~2歳までの夏の過ごし方とは?
温度、外出、夏かぜ、脱水症、熱中症、誤飲など。
0~3ヶ月の夏の過ごし方
基本的に家の中で過ごす時期。
エアコンで上手に室温調節しましょう。
お出かけ
暑さが厳しい時期。
低月齢の赤ちゃんは基本的に室内で過ごします。
でも、一日中部屋にこもっていては、ストレスがたまります。
生後1ヶ月過ぎを目安に、短時間のお散歩をしましょう。
赤ちゃんに直射日光が当たらないように注意し、午前中や夕方などの涼
しい時間帯に家の周囲をひとまわり。
室温調節
室温調節にエアコンは欠かせません。
でも、冷やしすぎもよくありません。
ママやパパは暑く感じるかもしれませんが、外気温との温度差は5℃以内、26~28℃を設定温度の目安にしましょう。
冷風が赤ちゃんに直接当たらないようにし、ときどき窓を開けて換気するのも忘れないでくださいね。
4~6ヶ月の夏の過ごし方
エアコンなしなら肌着1枚でも。
吸汗性の高いものをたくさん準備してください。
お出かけ
遠方への外出はまだ控えます。
家の周囲のお散歩や、近所の買い物の際にはベビーカを使うことも多いですが、アスファルトの照り返しで大人の体感より暑くなることが。
幌(ほろ)をおろし、なるべく日陰を歩きましょう。
抱っこひもやスリングで熱がこもることもあります。
外出のときは必ず水分を持参してくださいね。
あせも対策
赤ちゃんはとても汗っかき。
手足がよく動くようにもなり、首のまわりや手首、足首など、くびれたところにあせもができやすくなります。
エアコンなしの室内で過ごすなら、おなかがめくれないロンパース型の肌着1枚で十分。
汗をよく吸う綿素材のものをたくさん用意し、こまめに着替えさせましょう。
7~9ヶ月の夏の過ごし方
ふだんの様子とは違う帰省先の環境。
思わぬ事故やケガに注意してください。
お出かけ
お盆に帰省を予定しているなら、電車や飛行機の席を早めにおさえ、余裕のあるスケジュールで動きましょう。
帰省先が赤ちゃんのいる暮らしに慣れていない環境だと、思わぬ事故が起きやすいもの。
健康保険証と母子健康手帳は必ず荷物に入れ、転倒や誤飲などの事故に十分注意しましょう。
水遊び&プール遊び
ビニールプールを出しての水遊び。
大人もちょっぴりワクワクしますが、プール遊びはおすわりがしっかりできていることが条件です。
ぐらつかずにおすわりできるなら、午前中の短時間、直射日光が当たらない場所で遊びましょう。
遊びの前後には、水分補給をたっぷりすることも忘れずに。
10ヶ月~1歳の夏の過ごし方
海水浴はまだおあずけ。
浜辺の散歩程度で海を楽しんでください。
お出かけ
そろそろ、少し遠出も楽しめる時期です。
夏休みの家族旅行は、いい思い出になりますよね。
ただし、夏の定番レジャーの海水浴はまだちょっと無理。
浜辺の強烈な日ざしと紫外線は、赤ちゃんには刺激が強すぎます。
海で過ごすなら、朝や夕方に浜辺をお散歩する程度にとどめておきましょう。
夏の野菜
夏の野菜やくだものはクセのないものが多く、離乳食にもとり入れやすい食材です。
トマトやナス、すいか、メロンなど、旬の味をぜひ味わわせてあげてください。
初めて食べるものはアレルギーが起きないように、大人は生で食べるくだものも加熱して、ひとさじずつ食べさせてください。
1歳~1歳6ヶ月の夏の過ごし方
ひとりでよちよちと歩き始めます。
飛び出し事故や転落事故に注意してください。
お出かけ
1歳を過ぎ、体はずいぶんしっかりしてきます。
ただし、内臓の機能はまだ未熟です。
親の都合で振り回し、脱水症や熱中症を起こさせないようにしてください。
毎年、車に置き去りにされた赤ちゃんの死亡事故が報道されますが、原因は熱中症です。
たとえ1分でも赤ちゃんを車に残して離れないでください。。
飛び出し事故&誤飲
のんびりやさんでも、1歳半ごろにはひとり歩きが始まります。
あんよが楽しくて、大人の手をふり切って歩きたがることも。
道路への飛び出し事故、高いところによじ登っての転落事故などが増えてくるので十分注意しましょう。
防虫剤、蚊取り線香、花火など、夏ならではの雑貨の誤飲にも注意して。
1歳6ヶ月~2歳の夏の過ごし方
体力を消耗して、病気にかからないよう生活リズムをしっかり整えましょう。
お出かけ
赤ちゃんと海外旅行を楽しむ人も増えてきました。
長時間のフライトや時差は、赤ちゃんには大きな負担です。
予定外のことも起きやすいので、さまざまなケースを想定し、安全策を検討しておきましょう。
アジア各国でははしか、水痘、風疹がはやっています。
情報を確認し、渡航前には必ず予防接種を。
夏かぜ
夏は発熱や口内炎をともなう「夏かぜ」といわれる感染症がはやります。
体の抵抗力が落ちないよう、規則正しい暮らしを心がけましょう。
口内炎ができると食べるのをいやがり、脱水症を起こしやすくなります。
無理に食べさせなくてもいいので、水分だけはしっかりとらせるようにしましょう。