子供のビタミンD欠乏症は日光浴不足が原因でもある

子供のビタミンD欠乏症は日光浴不足が原因でもある 健康

日焼けをし過ぎてはいけません。
しかし、太陽の光を浴びないのも体に良くありません。

日光浴をすることで、ビタミンDが作られます。
食べ物からでもビタミンDは作られます。

人間はビタミンDが不足すると、体に影響があります。
ビタミンDを欠乏を防ぐには一定時間の日光浴とビタミンDが含まれる食材を食べてください。

1日に必要なビタミンDの量は15マイクログラムくらいです。


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子供の日光浴時間

子供の日光浴時間は季節と住んでいる地域で変わります。
なので、答えは人それぞれというこになります。

緯度が高ければ高いほど、太陽の光を浴びる時間は長くなる。

<日光浴時間の目安>

以下は、ビタミンDを10マイクロを生成する時間。

【札幌】

7月
9時は14分
12時は8分
15時は24分

12月
9時は904分
12時は139分
15時は4985分

【つくば】

7月
9時は11分
12時は6分
15時は18分

12月
9時は193分
12時は41分
15時は493分

【那覇】

7月
9時は16分
12時は5分
15時は10分

12月
9時は142分
12時は14分
15時は31分

夏と冬、地域でこれだけの差があります。

札幌の12月の15時は4985分の日光浴時間。
時間に直すと11時間5分にもなります。

現実問題として11時間5分も太陽に当たるのは不可能。
食べ物でビタミンDを摂取したほうがいいですよね。

ビタミンDが摂取できる食材/h2>

離乳食なら「油漬けのツナ缶」50gに2マイクログラム含まれています。

「卵」と「鮭」

卵黄1個
(Lサイズの卵の卵黄で重量で18gあたり1.2マイクログラムのビタミンD)

鮭40グラム
(ビタミンDは約15マイクログラム)

・まいたけ
(30gのまいたけで2.3マイクログラム)

1日に必要なビタミンDの量を15マイクログラム。


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1日の子供のビタミンD摂取量

<厚生労働省の栄養摂取基準>

0歳児の1日のビタミンD摂取の目安を5マイクログラム。
上限は25マイクログラム。

<アメリカ>

生後から1日のビタミンDを16マイクログラム

<国立環境研究所>

1日に必要なビタミンDを15マイクログラムとしています。

子供がビタミンD不足なると

骨がゆがみやすくなり、骨折もしやすくなる。
感染症にかかりやすかったり、脳の機能にも発達障害にも影響します。

ビタミンDは全身の免疫、皮膚、脳にも重要な役割を担っている栄養素。
皮膚や粘膜の健康にもビタミンDが大切。

長期のビタミンD不足の大人では、がんにもなりやすいという研究が複数あります。
ドライスキンやアトピーの方でビタミンDが不足していることも示されています。

子供でも大人でもビタミンDが不足しないようにする。
親子で散歩なんかいいですね。

ビタミンD欠乏症の子どもが増えている理由は

過度の紫外線対策と偏った食べ方です。

紫外線対策をするため、ビタミンDを作るための紫外線が子どもたちの皮膚に届きません。

外で遊ばない子供が増えて、太陽に当たらない遊びをしている。
ゲームやインターネット、YouTube視聴など。

徒歩で学校に行けば太陽に当たります。
しかし、親としては送り迎えをしたい気持ちがあります。

偏った食べ方については、食べものアレルギーを心配するのが親心。

しかし、卵や魚など、動物性タンパクを離乳食であげる時期を遅らせてしまう。
その結果、ビタミンDを含む栄養が足りなくなり欠乏状態になってしまう。

体に良いと信じて動物性蛋白を摂らない食べ方をする方々において、ビタミンDを含む栄養が欠乏になっている場合とがあります。

食事でビタミンDを摂取して、適度に散歩などをして日光を浴びる。

ただし、夏の猛暑に日光浴をするのはやめてください。


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